2009年11月6日金曜日

少しのあいだだけでも優しくなれば・・・・

昨日イトコから届いたメール。とっても意味深い詩を送ってくれました。
現在、そしてこれから~を、ゆっくりと考える時間を持たねば。

と、思いました。
いつ・だれが・どこで・どのようなかたちで・かかわっていくのか?
すでに自問自答の日々を続けてらっしゃる方も。

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           ~手紙 ~親愛なる子供たちへ~
                  
                    原作詞:不詳/日本語訳詞:角智織

年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴の紐を結び忘れても
あなたに色んな事を教えたように見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本の温かな結末は

いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないのです 
消え去ってゆくように見える
私の心への
励ましの眼差しを向けて欲しい

悲しいひと時に 


私が思わず下着を濡らしてしまったり お風呂に入るのを嫌がる時には思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 
様々な理由をつけて嫌がるあなたとお風呂に入った懐かしい日の事を


悲しい事ではないのです 
旅立ちの前の準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい


いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない

足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら
あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように

よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのは辛い事だけど
私を理解して支えてくれる心だけ持っていて欲しい

きっとそれだけで 私には勇気が湧いて来るのです
あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれた事で私が受けた多くの喜びと
あなたに対する代わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ愛する子供たちへ

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クミは、この詩を読んで「あっ、そうだったよね」と、
記憶と心がつながる瞬間にあたたかいものを感じました。皆さんはいかがでしょうか?

詩を送ってくれたイトコのお店 カフェ・ド・サガン(奈良・橿原市八木)

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